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看護部  

看護部長あいさつ

当院は県の中央に位置し、諫早干拓近くの自然豊かな場所にあります。昭和31年にこの地に開院し、30年以上地域の皆様とともに歩んでまいりました。

看護理念は「患者の立場に立つ看護」を念頭に、1.専門職としての意識をもつ看護、2.基本に忠実な看護、3.チーム医療を目指す看護の3つの柱を掲げております。

高齢化社会となり、必然的に当院も入院患者さまの高齢化が進んでいます。その中でも骨粗鬆症がおもな原因となる脊椎の圧迫骨折や大腿骨の骨折の方が多くおられます。

高齢者の方は痛みがあって動けない、安静を余儀なくされる中、運動機能、生活機能、認知機能の低下が避けられないこともあります。そのような機能が少しでも落ちることがないよう、可能な限り元の生活ができるよう、リハビリスタッフなど多職種のスタッフと各々専門性を発揮しチーム一丸となって、ご自宅へ早期退院ができるように援助しております。

また患者様や家族の方が安心して退院できるように地域の医療機関や介護福祉施設等の方と連携を図っています。今後もさらに高い医療・看護サービスが提供できるよう努めていきます。

看護部長 立川 明子

看護理念:患者の立場に立つ看護

ADLが低下した患者や高齢者が多く、個別的な対応がより必要となる

 

看護理念

1,専門職としての意識を持つ看護
​常に向上心を持ち、立ち止まらず、技術・知識のレベルアップに努める。

2,基本に忠実な看護
忙しい時こそ、まず初心にかえることが大切である。
確認をお怠らないで基本動作を励行し、地道な道こそ患者を守り看護者も守る。

3本の柱

3,チーム医療を目指す看護
病院全体を通して縦横のつながりや一人ひとりの心がけを大事にし、
​よりよい人間関係をつくり、病院を盛り立てていく。

部署紹介

部署紹介

病 棟

4階 急性期病棟(37床)

椎間板ヘルニアや骨折の手術療法を行う方や脊椎疾患でブロック療法やリハビリなど保存的療法を行う方が多く入院されています。平均在院日数は2週間程度です。        患者さんが手術などの治療前の状態から一転して元気に歩いて退院されるのをみると、病棟スタッフ全員とても嬉しく、やりがいを感じます。

3階 回復期リハビリテーション病棟(36床)

急性期の治療(手術など)を終えた、膝関節・股関節の置換術後の方、脊椎の圧迫骨折や大腿骨骨折を発症した方、またはその術後の方、脊髄損傷の方が多く入院されています。

自宅や社会に戻ってからの生活を少しでも元に近い状態に近づけるためのリハビリテーションを主に行っています。(1日に2~3回はリハビリの時間を設けています。)     起床時から就寝時までの間、食事や着替えなど日常的な動作も含めた生活そのものをリハビリととらえた看護を行います。また安心してご自宅に帰れるように、退院前に患者さんと一緒にご自宅へ伺い、室内の段差や手すりなど家庭内の調整、退院後に使える介護保険申請のお手伝いやその人に必要な各種サービスの調整など、在宅への復帰に向けてさまざまな支援が行われています。

当院は上記2つの病棟ともに、多職種で患者さんの安全安楽をモットーに早期退院をめざし、安心して退院できるように日々努力しております。

看護体制

  

勤務体制

3交代制(希望者は2交代制)

日勤9:00~18:00(変則勤務あり)

3交代制:準夜勤17:00~1:00

     深夜勤0:30~9:30

2交代制:準夜深夜勤務17:00~9:30

看護方式

プライマリーナーシング+チームナーシング

看護基準

4階病棟:一般急性期入院基本料 5(2024.9現在)

    (看護配置 10:1)

3階病棟:回復期リハビリテーション病棟 3

    (看護配置15:1、看護補助配置30:1)

 

勤務時間や勤務体制(夜勤)は個人の希望に沿うようにしています。また、休みの希望もできる限りかなえる努力をしており、プライベートの時間を 有意義に使ってほしいと思っております。

育児休暇あけて職場復帰された方が多くおられますが、子供さんの発熱などで休みを余儀なくされます。そういうときでも休みがとりやすいように病棟全体でフォローしあい、気兼ねなく働き続けられるようにしています。

病棟の雰囲気はよく、ベテランも新人看護師も楽しく、無理なく働ける職場なので、長く勤めていただいております。

2023.2月より電子カルテを導入しており、スタッフからは働きやすくなったと好評です。

外 来

外来では痛みやしびれなどの症状を抱え診察を受けられる患者様に、検査や治療を安心して受けて頂けるよう日々心がけています。

又、当院では脊椎外科・骨・関節等の手術治療を受けられる患者様が多く、

術前の検査から入院、手術そして元気に退院されるよう多職種と連携しながら、患者様に安心・安全な継続看護が提供できるよう努めております。

患者様の医療・介護に対する不安等にも対応しておりますので、お気軽に看護師までお声かけ下さい。

手術室

手術室スタッフは、看護師5名・臨床工学技士1名・滅菌技士1名の少数精鋭で、手術業務全般・中材業務を行っています。

■手術室の看護師(通称“オペ看”)の役割は?

当院の手術室で働く看護師がどんな仕事をして、どんな役割を果たしているのかを紹介します。

手術室で働く看護師の役割は主に2つあります。1つが「直接介助(器械出し)」で、もう1つが「間接介助(外回り」です。

 

<直接介助の役割>※当院では2023年より臨床工学技士も直接介助を行っています。

「直接介助」は、術中に医師と同じように手術用のガウンや手袋を着けて手術で使う器械を医師に適切なタイミングで手渡す役割のことです。

直接介助は、医師の言われたものを手渡せば良いので簡単な仕事と思うかもしれませんが、それは大きな誤解です。手術で使う器具は、膨大な種類があります。よく使用するものには、メス、クーパー、メッチェン、メイヨ―、コッヘル、ペアンなどがありますが、これはごく一部でそれぞれにサイズがあります。直接介助の看護師は、担当する手術の術式を理解し、その手術に必要な器械を必要数準備しておかなければいけません。

 また、術中は進行具合を確認して、執刀医が次にどの器械を使うのか、そのサイズはどれが適切かを先読みして、適切なタイミングで手渡さなければいけません。手渡すタイミングが悪かったり、種類を間違うと、手術のスムーズな進行を妨げてしまいます。

 手術のスピードは、執刀医だけでなく直接介助の看護師のスキルによって変わってくると言っても過言ではありません。手術時間が短ければ、患者様の身体の負担も軽くなりますので、直接介助の役割はとても重要です。

 

<間接介助の役割>

 直接介助が執刀医のサポートを行うのに対し、間接介助は手術室全体のサポートを行います。間接介助の看護師の具体的な役割は、出血量のカウントや

使用したガーゼのカウント、患者様の体位変換や保温状態の確認、術野を見ながらのライトの調節、不足しそうな薬剤や機械類の補充、手術中の記録などです。間接介助は、手術の進行度を確認しつつ、手術全体を把握しておく必要がありますので、高いスキルが要求されます。

 

<そのほかの役割>

 そのほかに、当院では、術前訪問を行っています。(間接介助の看護師が行っています。)

術前訪問の目的:手術を受ける患者様の精神的な不安を和らげることと、看護計画立案のための情報収集です。

 手術前の患者様は、緊張と不安でいっぱいです。事前に医師から手術の説明を受けても、不安は残りますし、医師からの説明の際に緊張したり混乱していて、疑問点を質問できなかったという患者様は結構多いようです。手術室の看護師が術前訪問を行うことで、そのような患者様の精神的な不安を和らげ、疑問点を解消するなどのフォローを行っています。

院内教育

【看護部】
教育方針・教育目標・目的

教育方針
.医療職員としての知識・技術のレベルアップを支援する。
2.安心・安全な医療が提供出来る職員を育てる。
3.医療チームの一員として積極的に新人職員を育てる。

 

教育目標・目的

患者満足の医療を提供する。

1.病院教育を自己学習の意欲向上に繋げる。
2.職員個々の事故防止への意欲を高める。
3.医療の質向上のため、実践能力を高める。
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