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滅菌材料部
滅菌材料部では、手術・病棟・外来で使用するリユース品の洗浄・セット組・滅菌を行い医療現場に供給しています。
滅菌材料部は当院での医療を支える大事な部門です。安心・安全な医療を提供できるよう毎日の業務を行っています。
当院スタッフは長崎中材業務研究会の役員として地域医療の向上努めています。またセミナーや学会に参加し日夜研鑽を積んでいます。
※滅菌材料部スタッフの資格
第二種滅菌技士3名、第一種圧力容器取扱作業主任者2名、特定化学物質等作業主任者2名
当院で採用している主な器械や装置
《滅菌器》
・高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)2台
・低温蒸気ホルムアルデヒド(LTSF)滅菌器 1台
《洗浄器》
・ウォッシャディスインフェクター 1台
・真空洗浄乾燥装置(真空超音波+真空低温沸騰方式洗浄器)1台
《器械乾燥機》
・乾燥キャビネット 1台
《その他》
・生物学的インジケーター(BI) ・科学的インジケータ(CI) ・コンパクトPCD
・ボウィー・ディックテスト ・T-DOGシステム(ゲティンゲ製) ・拡大鏡
◎滅菌器の紹介
低温蒸気ホルムアルデヒド(LTSF)滅菌装置を導入しています。
当院では、2017年に酸化エチレンガス(EOG)滅菌装置を更新するにあたり、日本医療機器学会から刊行され、「医療現場における滅菌保証のガイドライン2021」に掲載されている国内で最も新しい低温滅菌法である低温蒸気ホルムアルデヒド(LTSF)滅菌装置「エルティーセイフ®」※1をEOG滅菌の代替として採用いたしました。
EOG滅菌は確実な滅菌方法として、長年日本の医療現場を支えてきましたが、特定化学物質障害予防規則(特化則)の規制対象となる滅菌方法であり、患者様およびスタッフへの安全性確保の観点から、当院では、規制の対象とならないLTSF滅菌装置を周辺施設に先駆けて、いち早く採用しています。
当院の専門科である整形外科手術は、複雑な形状の器材を多く使用いたします。これらに確実な滅菌を行うにあたり、LTSF滅菌装置を有効活用することで、より一層患者様に安心して手術をお受けいただけるようになりました。
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